Vol.80 小出裕章さん「日米原子力マフィアの最後の悪あがき?アメリカの高速炉に技術協力」と西谷文和による「アフガン・カブールからの緊急報告」
ゲスト:小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)
<前半>日米原子力マフィアの最後の悪あがき?アメリカの高速炉に技術協力
ゲスト: 小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)
<後半>アフガン・カブールからの緊急報告
報 告: 西谷文和(フリージャーナリスト・当番組パーソナリティ)
第80回の「路上のラジオ」は、2部構成です。
まず前半では、元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんに電話インタビューします。最近突如として報道されたアメリカによる高速炉開発に日本が技術協力するというニュース。高速炉と言えば、日本では「もんじゅ」が巨額な税金をドブに捨てる形で破綻したばかり。果たしてこの動きの裏には、日米の原子力開発を巡るどんな思惑が潜んでいるのでしょうか?小出先生には、高速炉とは何なのか?破綻している核燃料サイクルとは何なのか?といった基本的なところから、ますます膨れ上がる使用済み核燃料の今後、核兵器転用による核戦争の危機に至るまで、私たちにもわかりやすく丁寧に教えていただきます。
そして後半は、当番組パーソナリティ・西谷文和の紛争地レポートです。アフガニスタンでは、タリバン政権が復活し、今は-20℃にもなる真冬です。アメリカが経済制裁をかけているため食料や医薬品も不足し、極寒の中で多くの子どもたちが寒さと飢えで命を落とし、また生き抜くために幼い子どもの人身売買までが横行しているといいます。この2月、こういった厳しい現実の中に耐える人々への支援と現地取材のために、西谷文和は、アフガニスタン・カブールで入りました。今回の番組では、アフガン現地からの音声レポートをお届けします。なかなか大きなメディアが伝えないアフガンの現状について知っていただこうと思います。
今回も充実の60分、どうぞ最後までじっくりとお聴きください。
00:03 前枠
05:50 前半(小出裕章さん)
34:49 後半(アフガン・レポート)
55:40 後枠
57:26 AN尻
60:00 曲尻
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