Vol.2 経済逆噴射!? アベコベミクスの正体を暴け!

ゲスト:二宮厚美さん(経済学者・神戸大学名誉教授)

お待たせいたしました!
「路上のラジオ」第2回のお届けです。

<メインテーマ>

第2回目を迎えた今回の「路上のラジオ」では、じっくりと、しかしやさしく、日本の経済について考えます。ゲストにお迎えしたのは、経済学者で神戸大学名誉教授の二宮厚美さん。

二宮さんは、アベノミクスの経済効果についてたいへん厳しい見方をされており、政策もその結果もまったく逆方向、つまり日本経済は悪化の一途を辿る「アベコベミクス」なのだと説きます。さてさて、その真相とは・・・?

ずいぶんと前から仕組まれていたという統計偽装。経済が強引に上向いた「実績」まででっち上げて参議院選へ持ち込みたい背景には、もちろん彼の執念とも言える悲願「憲法改正」までのカウントダウンがあります。

そんな「個人的」な野望を満そうと政府がやっきになっている中で、市民の暮らしの中では一体何が起こっているのか、もうご存知ですよね?アベコベミクスの最初の矢に射抜かれた富裕層や大企業が富を溜め込んだ結果、経済は淀みました。結果、格差社会はますます深刻化しています。3本目の矢のグローバル戦略は絵に描いた餅。成長どころか日本企業の競争力はそがれ、給料は一向に上がらず、消費は冷え込む一方。他方では、福祉や教育をおざなりに軍事費はどんどんと膨れ上がる異常。極めつけは、目の前に迫った消費増税!

もう黙ってはいられない。専門家の視点で、日本の経済再生について、鋭く斬り込んでいただきたましょう!

<週替りコーナー>
矢野宏のうずみ火ラジオ

このコーナーは、「新聞うずみ火」を主宰する矢野宏さんが、日常の取材で出会った人、知りえたことなどを自ら語りお伝えするコーナーです。その第1回目の今回は・・・、

夜間訓練中に太平洋に墜落した青森県三沢基地所属のF35ステルス戦闘機。この事故の取材を通して、異常とも言える日本政府の武器購入の経緯が浮かび上がりました。

1機が116億円もするこの最新鋭戦闘機。政府は147機も配備を予定しているとか。維持管理費を含む総額は、2兆千億円を軽く超えると言います。言わずもがなこれらはすべて私たちの税金・・。

専守防衛の枠を守り、戦争をしないと誓う我が国が、これら大量の戦闘機をアメリカから爆買いしている前代未聞の現政権について、戦争と差別に真っ向から立ち向かうジャーナリスト矢野宏がじっくりと語ります!