Vol.129 冨田宏治さん「統一地方選挙前半を振り返る。大阪でなぜ維新が強いのか?立憲野党の復活はあるのか?」

ゲスト:冨田宏治さん(政治学者・関西学院大学教授)

第129回は、4月9日に投開票が行われた統一地方選挙の前半戦の結果について、おなじみ関西学院大学教授・冨田宏治さんに解説していただきます。中でも注目だったのは、大阪の府知事・市長のダブル選挙。そして府議会・市議会も「維新」対「非維新」の構図が鮮明となりました。結果は、維新勢が大きく票を伸ばし、府知事は現職の吉村洋文氏、市長は維新の横山英幸氏が当選しました。

そこで番組前半は、「驚くべき票差になった大阪知事選挙・市長選挙」と題して、維新圧勝の構造について、冨田先生にじっくりと解析していただきます。ますます激化する新自由主義は本当に民意なのか?争点となったIRカジノ推進は果たして歓迎されているのか?この間関西メディアはどう動いたのか?自民への批判票の行方などなど、多角的に検証します。

そして番組後半では、「今後、関西圏で維新に勝利するには何が必要なのか?」をテーマにお話しを伺います。岸田内閣の支持率は低迷ながらも微増する中、夏にも総選挙かとささやかれています。維新に接近する立憲も気がかりですし、野党各党の足並みもなかなか揃いません。権力者や大企業間の莫大な利権供与や、IRや軍備拡大など無駄な投資が最優先に進み、福祉や医療、教育など大切な暮らしの基盤がますます削られていく、そんな生きづらい社会の底辺で悲鳴を上げる庶民の声を、どうしたら政治に届けることができるのでしょうか?冨田先生には、今回の統一地方選挙における有権者の投票行動を元に、私たちがとるべき針路についてじっくりと伺って参ります。

今回も聴き応えたっぷりの60分、どうぞ最後までごゆっくりとお付き合いください。

00:03 前枠 TM~
04:02 前半 Jingle~
32:18 後半 Jingle~
56:23 後枠 ETM~
57:57 アナ尻
60:00 曲尻 ~FO

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