Vol.159 桜田照雄さん「万博とカジノを止めて、維新政治を終わらせよう」

今回の「路上のラジオ」のゲストは、会計学者で阪南大学教授の桜田照雄さんです。桜田先生は、会計学がご専門のお立場から、これまでも大阪都構想など暴走する大阪維新の巨悪プロジェクトの数々にメスを入れて来られました。その桜田先生に、今回は満を持して、大阪万博、大阪カジノについてたっぷりと語っていただきます。

前半ではまず、世界最大の無駄遣いであろう世界最大の木造建築「木造リング」について。桜田先生の見立てによれば、何がどうして350億もかかるのかわからないとのこと。事程左様に大阪万博の総建設費はつぎつぎと膨れ上がり、何千億という数字は発表されるも、これまで夢洲の土壌改良やインフラ整備、今後も見込まれる経費増を含めれれば、何兆円にまでになると見込まれます。但し、桜田先生によれば、縦割り行政や複雑な会計処理、七つもある財布を見ても、誰一人として総額でいくらなのかなど明言できなくなってきていると言います。そのすべてが我々の血税なのですから本当に憤りを禁じえません。

そして番組後半では、大阪維新が夢洲開発を絶対に中止しない理由となっているその後のカジノ建設について、たっぷりと伺います。MGMやオリックスが目指すカジノビジネスの実態とは？巨額の利権と人の不幸の上にあるカジノの経済効果などは愚の骨頂と言えますが、この動きはどうにも止まりません。桜田先生は、万博にせよ、カジノにせよ、失敗は失敗と認め謝罪の上撤回し次の方向に向うことができない近視眼的政治が蔓延する今の状況は、まるで戦前のようだとおっしゃいます。私たちはこれからも万博、カジノ中止の声を上げ続け、この腐敗した大阪行政を倒さねばなりません。今回も聴き応えたっぷりの60分、最後までじっくりとお付き合いください。

00：03　前枠 TM～
03：37　前半 Jingle～
30：39 後半 Jingle～
56：25　後枠 ETM～
57：55　アナ尻
60：00　曲尻　～F.O

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