Vol.175 藤永のぶよさん「中止しかないお粗末万博」
ゲスト:藤永のぶよさん(おおさか市民ネットワーク代表)
この番組では、ずさんな開発計画や財務計画が次々と露わになり、国民の大きな怒りと不安を招いている大阪・関西万博やカジノIR建設について徹底取材を続けていますが、今回もおおさか市民ネットワーク代表の藤永のぶよさんとともにこの問題に迫ります。
開催するならあと1年となったこの万博。そもそもテーマとされる「いのち輝く未来社会のデザイン」とは真逆を行く反SDGsの使い捨て博覧会です。そこは台風や荒天に吹きさらされる洋上にあり、有害物質を含むゴミや産業廃棄物で埋め立てた人工島であり、大地震に見舞われれば液状化や津波などに耐えられるとも思えず、避難するなら橋とトンネルが1本ずつしかないため大混乱が予想もされ、さらには上下水道もないという、そんな場所でどうして「いのちが輝く」のか皆目見当もつきません。
今回特に、海外の異文化が交わりかつ劣悪な環境のもと真夏をまたいで開催されるこの万博について、国の感染症に関する研究機関が、ウイルスや細菌感染、害虫による疫病や食中毒などの感染症防止の観点から、公衆衛生の在り方に黄信号を灯していることについて藤永さんに報告いただきます。橋下徹氏によって、大阪市の病院や保険所が極限までリストラされてきたことを思えば危険極まりなく、4歳児からの子どもを遠足に連れて行ける場所かどうかは、火を見るよりも明らかです。そのような巨額を投じたブラックジョークの祭を、どうにか中止に追い込みたいと思います。
幾度もの情報開示請求や独自の取材を通じて、大阪維新行政のウソや悪巧みを明るみにしてきた藤永さんに、今回も存分に語っていただきます。60分どうぞ最後までごゆっくりお付き合いください。
00:03 前枠 TM~
05:09 前半 Jingle~
31:10 後半 Jingle~
56:33 後枠 ETM~
58:14 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.0
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「万博崩壊・どこが身を切る改革か?」せせらぎ出版・刊(1,430円税込)
西谷文和(対談: 内田樹・たつみコータロー・金子勝 / ルポ:藤永のぶよ)
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