Vol.198 「台風一過の夢洲に行ってきました」佐々木芳郎さん・藤永のぶよさん

ゲスト:藤永のぶよさん(おおさか市民ネットワーク代表)/佐々木芳郎さん(写真家・映像ディレクター)

「路上のラジオ」では、大阪万博・大阪カジノに断固反対する立場から、この問題をシリーズでお届けしておりますが、今回も現地取材レポートを交えながら、開催するならあと7か月に迫った大阪万博に山積する課題について特集します。今回は、台風10号が日本列島を通り過ぎようとしていた9月1日に、おなじみ藤永のぶよさんに加え、写真家で映像ディレクターの佐々木芳郎さんとともに夢洲に向かいました。佐々木さんにはドローンを飛ばしていただき、3人で、普段テレビなどでは観ることができない角度から会場や建築物の現状を確認して来ました。さて、そこから見えて来たこととは?

大量のPCBが埋まった駐車場、メタンガス爆発エリア、今回ドローン撮影でも明らかになったいくつもの大きな石が天井から降ってくるかもしれない恐怖の石の休憩所。そんないくつもの「難所」を乗り越え命からがら辿り着くのは、ボルトだらけのインチキ伝統貫工法と手すりが避雷針だという感電大屋根リング。その中には、参加国も少なく建設が手付かずの海外パビリオンエリア。国内パビリオンは吉村松井お友達利権の塊。40℃超えの灼熱のリングを逃れようと更に中へ進めば、ヒアリなど外来の病害虫のるつぼになりかねない「静けさの森」、水が汚なすぎて「ウォーターワールド」から改名した「つながりの海」。もはやホラー・テーマパークと化しています。

佐々木さんは、今回のインタビューの中で何度もおっしゃいました。政治家とは、言葉に責任を持つものだと。吉村知事をはじめ維新政治家は、軽薄な思い付きとお友達周辺への利益誘導のために平気で嘘をつき、十分な検証もないまま実行する事業は当然にして頓挫するわけですが、その責任の一切を放棄します。結果として巨額の税金が、わずか半年で壊すインチキ巨大施設に投入されたり、百害あって一利なしの賭博場建設に消えていくのです。佐々木さん自身は、1970年の大阪万博に14回も通ったという大の万博マニア。その佐々木さんでさえ、来年の大阪関西万博については、本当に許し難いことばかりで閉口しているといいます。リスナーの皆様もぜひこの番組を聴いて、そしてその他の情報にもふれていただき、じっくりと考えてみて欲しいと思います。

<ドローン映像は、佐々木芳郎さんのX(旧Twitter)こちらでご覧ください>

<番組冒頭でご紹介しましたイベントのお知らせ>
「テレビでは見られないここだけのコラボ」
出演:松本ヒロさん(政治風刺するコメディアン)/西谷文和
日時:9月21日(土)13:30~
場所:大阪市吹田メイシアター・中ホール(阪急吹田駅下車すぐ)
料金:前売2,000円/当日2,500円/学生・障害者1,000円
※当日受付で「ラジオを聴いた」とおっしゃっていただければ、前売料金でご入場いただけます。

00:03 前枠 TM~
05:49 前半 Jingle~
33:30 後半 Jingle~
54:37 後半 ETM~
56:28 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O

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