Vol.199 丸尾牧さん「もう辞職では済まない。知事と牛タンクラブの責任を徹底追求」
ゲスト:丸尾 牧さん(兵庫県議会議員)
今回の路上のラジオは、再び斎藤兵庫県知事問題を取り上げます。9月8日に兵庫県民会館で開催しました「斎藤知事の辞職を求める緊急県民集会」へは、たくさんの皆さまにご参加いただき、誠にありがとうございました。佐高信さん、矢野宏さんとともに、用意した会場では足らず第2開場を開くなど、なんと約650名の皆さまと、熱気あふれる集会を開催できました。またその後の三宮商店街へのデモにも大勢の皆さまにご参加いただき、皆さまの怒りと政治を変えようとする意志が大きなうねりとなりました。心より御礼を申し上げます。そして、この集会に一参加者として参加するも、ステージ上に来ていただきご発言いただけたのが、兵庫県議会議員の丸尾牧さんです。
そこで今回の「路上のラジオ」には、3回目のご出演となります丸尾牧さんをお招きしました。百条委員会では、斎藤知事本人に対する証人尋問が続いています。しかし二人の県職員が自ら命を絶たった事実まであるのにもかかわらず、知事本人はまったく涼しい顔で、空虚な言葉を重ねるだけです。これは明らかに「権力殺人」ではないかということでこの番組では特集を組んで来ましたが、今回もその百条委員会の委員でもあります丸尾牧さんに、たっぷり1時間、お話をうかがおうと思います。
そもそも片山元副知事が理事長を務めていた県の信用保証協会の顧問弁護士、いわば当事者の間違った助言を根拠に斎藤知事は、渡瀬元西播磨県民局長の通報を公益通報と認めなかった上、懲戒処分とし自死に追いやったというとんでもないこの事件。保護対象である公益通報者を守るどころか違法に探索したことも、そして保護されるべき本件とは無関係の個人情報を暴き内外にばらまいたことも明らかに犯罪行為。更には根拠のない懲戒自体は不利益変更であり違法と言えます。そして、阪神オリックス・パレードの寄付にからみ地元金融機関への融資予算額を独断で3億円近くも吊り上げ、その裏で寄付のキックバックを受けていた疑惑においても、当時の担当課長が自死しています。このような犯罪的な県政を続けて来た斎藤知事は、なぜ未だに辞職しないのでしょうか?(収録9/9日現在) 政治家としての将来がない斎藤知事の最期の悪足掻き、12月まで知事の立場でいられれば600万円近くの賞与給与が手に入るからとも囁かれています。
私たちは、なぜこのような維新によるデタラメな恐怖政治がはびこってしまったのかを、冷静に考えなければなりません。それはもちろん市民に向き合うことなく政治を独裁しようとする巨悪の存在ですが、丸尾さんは、有権者にも重い責任があるのだとおっしゃいます。この後、知事への不信任決議~議会解散・議員選挙~知事失職~知事選挙と続く可能性があります。その間に衆院選もあるでしょう。丸尾さんはおっしゃました。今回の事件でとことん真相を解明する中で政治を正常化し、兵庫県から全国を変えていきたいのだと。全国のリスナーの皆さまもぜひそんな気概をもって、政治を自分事として引き寄せて、来るべきそれぞれの選挙に参加していただきたいと思います。
00:03 前枠 TM~
04:59 前半 Jingle~
31:03 後半 Jingle~
55:19 後枠 ETM~
57:18 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O
<番組冒頭でお知らせしたイベントのお知らせ>
「テレビでは見られないここだけのコラボ」
出演:松元ヒロさん(政治風刺するコメディアン)/西谷文和
日時:9月21日(土)13:00開場 13:30開演
場所:大阪市吹田メイシアター・中ホール(阪急吹田駅下車すぐ)
料金:前売2,000円/当日2,500円/学生・障害者1,000円
※当日受付で「ラジオを聴いた」とおっしゃっていただければ、前売料金でご入場いただけます。
※「路上のラジオ」からご支援のお願い
この番組は皆さまからのご寄付によって制作・配信しています。リスナーの皆さまおひとりとりのあたたかいお志しがあって、ラジオ局やYouTubeを通してたくさんの方々にお伝えすることができているのです。心から感謝しますとともに、ますますの応援をどうぞよろしくお願いいたします。ご寄付の詳細は、こちら「ご寄付のお願い」をご覧ください。いつもご愛聴くださり誠にありがとうございます!