Vol.211 丸尾牧さん「暴言、脅迫、名誉毀損にウソとカネ。斎藤再選は無効だ」
ゲスト:丸尾 牧さん(兵庫県議会議員)
今回は、斎藤兵庫県知事再選について、百条委員会の委員でもあります兵庫県議会議員・丸尾牧さんに再びお話を伺います。丸尾さんによれば、選挙のおよそ3か月前から、インターネットのSNSを中心に、目に見えておかしな動向が始まったといいます。斎藤知事の責任を問い、亡くなられたふたりの兵庫県職員のために真実を明らかにしようと奔走する丸尾さんら議員や、斎藤知事に批判的な発言をする一般市民までをも標的に、暴言や脅迫めいた内容を含む投稿が大量になされ、それが次々と拡散されていったのです。それに続き、立花孝志候補の常軌を逸した選挙活動がはじまります。全くもって真実とは言い難い、亡くなられた西播磨県民局長のプライバシーをことさらに拡散しながら誹謗・中傷を繰り返し、また、対立候補への脅迫、奥谷委員長はじめ問題に真剣に向き合う議員への攻撃等は、選挙活動とはおよそ程遠い暴力行為といえそうです。警察や検察当局の動きを待ちたいところですが、丸尾さん自身も刑事告訴を含め対応を検討中とのことです。そしてこれらをさらに加速させていったのが、公職選挙法違反の疑いがもたれる折田楓氏のPR会社の「仕事」だったようです。
公正な選挙は、このようにして反社会的に奪われていったといえそうです。丸尾さんは、今回の結果で「今の日本の現在地が見えた」と指摘します。社会教育・学校教育においては、メディア・リテラシーをもっともっと強化し、そして何よりも選挙にかかる法整備を急がなければ、このような異常な選挙は繰り返されると警鐘を鳴らします。そのとおり、今回斎藤+立花が2馬力のリソース(政見放送、街宣車、ポスター、チラシ、カネ、人材・・・)を使って斎藤知事を再選させたとすれば、それは本当に民主的な選挙といえるのでしょうか?多くの県民をフェイクで扇動したネットメディアの病理とともに、私たちは今後の選挙あり方、本当の言論、表現の自由について、しっかりと考えていかなければならない、そう強く思えたインタビューでした。最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。
00:03 前枠 TM~
07:16 前半 Jingle~
33:15 後半 Jingle~
56:11 後枠 ETM~
58:15 AN尻
60:00 曲尻 F.O
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