Vol.224 藤永のぶよさん「開幕直前 大阪万博の闇を暴く」
ゲスト:藤永のぶよさん(おおさか市民ネットワーク代表)
今回もとうとう開幕まであとひと月に迫った、行ってはいけない大阪危険万博、そしてその後に建設予定の大阪カジノについて、藤永のぶよさんとともに徹底追及します。巨額の税金をドブに捨てて強行するこの万博がどれほど愚かな祭りなのか、「未来社会のデザイン」にも「SDGs」にも、絶大であるとされた経済効果にも真向から逆行する理由を、改めて整理します。
まず前半は、「来てほしいのか、ほしくないのかどっちやねん」と題して、チケットが目標の半分程度しか売れていない中、慌てた吉村知事が石破首相に泣きついて当日券販売を決めた件について言及します。灼熱地獄が危惧される中、人流コントロールのためもあって設けられたチケット販売システムだったわけですが、わかりづらいと総すかんの挙句、今度は「当日券」を発売という茶番。維新が与党予算案を飲んだ見返りとしか思えませんし、そもそも藤永さんによれば、予約なしの当日券で見られるエリアはたいへんに限定されているらしいのです。何をしてもとんちんかんで矛盾だらけの施策に開いた口が塞がりません。
番組後半では、藤永さんが突き止めたメタンガスなどの最新情報を取り上げます。開発前は有害物質が吹きだまる立ち入り禁止区域だったという第1区は、シャトルバスの発着場やレストラン、子供たちが弁当を食べたりする場所にもなっているといいます。万博協会は毎日メタンガス濃度を発表するといいますが、言わずもがな危険を回避する具体策になっていません。熱中症対策や台風・大地震への備え、危険極まりない90トンの石のパゴーラにも波紋が広がっています。学校や親御さんの間では、遠足や社会科見学・修学旅行等をボイコットする運動も浸透していっているようです。また万博の後に建設が予定している大阪カジノについても、藤永さんも原告となっている「カジノ賃料裁判」などあり、犯罪まがいのさまざまな疑惑が山積しています。そんな話題を一挙にお届する「路上のラジオ」第224回、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。
※番組でご紹介したイベントのご案内
「行ってはいけない 万博・カジノ反対 府民大集会」
2025年3月30日(日)13:30開場 14:00開演 入場無料
於:大阪市旭区民センター大ホール
出演:藤永のぶよ・坂本篤紀・桜田照雄・西谷文和(進行)
※西谷文和の新著
「行ってはいけない、大阪危険万博」(せせらぎ出版)
西谷文和/編・著(3/10発売・1,650円税込)
00:03 前枠 TM~
05:11 前半 Jingle~
30:37 後半 Jingle~
55:56 後枠 ETM~
57:47 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O
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