Vol.230 <特集1>西谷文和による世界の紛争地からのレポート <特集2>「ストしただけで逮捕!無罪判決は当然」

ゲスト:前半:西谷文和・ひとり語り 後半:湯川裕司さん(全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部委員長)

ふたつの特集
<特集1> 「世界の紛争地からのレポート」西谷文和によるレバノンそしてシリアからの現地取材報告
<特集2> 「ストしただけで逮捕!無罪判決は当然」湯川裕司さん(全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部委員長)

前半は、当番組を主宰するフリージャーナリスト・西谷文和による世界の紛争地レポートです。西谷は、4月8日から約10日間、中東レバノンとシリアへの取材を敢行。イスラエル軍が3月28日、レバノンの首都ベイルート南部を空爆しましたが、イスラム教シーア派組織ヒズボラとの停戦は今後どうなるのか?ますます不安定になる中東情勢を、この地域の民族の歴史や現代の勢力図、先進各国との関係に詳しい西谷が、現地からの録音で報告します。

そして後半は、第204回でクローズアップした大阪の生コン業界で起こっている由々しき問題について、その後をレポートします。ゲストは、広域協同組合への恐喝罪などに問われ、この2月に正当なストライキ通告だったとして京都地裁で無罪判決を勝ち取った「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」委員長の湯川裕司さんです。企業を横断する形の産業別労組は使用者にとっては目の上の大きなたんこぶなのでしょう。その活動を封じるためか湯川さんは実に8回逮捕され、これまでに合計644日間も留置所や拘置所に入れられて来ました。憲法で認められている団体交渉のはずが、過激な反社会的行為などとして湯川さんらの活動を弾圧してきた「権力」とは一体何なのか?これら冤罪にまつわる小さなピースをつなぎ合わせていくと、一地方の中小企業の問題に留まらない恐ろしい事実に突き当たります。

ふたつの特集で綴る「路上のラジオ」第230回、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。

00:03 前枠 TM~
07:19 前半 Jingle~
24:30 後半 Jingle~
57:21 後枠 ETM~
58:27 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O

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