【路上のテレビ Vol.6】政治学者・冨田宏治さんに聞く その3
ゲスト:冨田宏治さん(政治学者)
「路上のラジオ」がコロナウイルス禍の中で、やぶれかぶれでお届けしている映像企画
路上の「テレビ」第6回 冨田宏治さんに聞く(その3)
「10万円の給付金 公務員が受け取るべきか論から垣間見える公務員叩き。混乱の中で強いリーダーを求めたあげく民主主義が壊れてはいけない!」
国民ひとり10万円の給付金を政治家や公務員が受け取るべきか論の中、一律給付反対の拳を下ろせない維新政治家たちは、昔ながらの「公務員叩き」に議論をすり替えているようだと冨田先生はおっしゃいます。この10年間で病院や保健所の予算を削りに削ってきた「橋下改革」の失敗がバレてしまうと、自分たちに攻撃が集中する。それを巧妙に公務員攻撃にすり替えることで自分たちを守り、テレビでの露出度を増やす事で、逆に人気を高めようという戦略が功を奏しています。しかし現実は10年に及ぶ維新政治の失敗で、公共サービスは劣化し、医療リストラの結果、大阪ではたいへんな医療崩壊が危惧されています。
そろそろ本質をしっかりと見つめて愚かな為政者を牽制せねばとんでもないことになりそう。しかし歴史の中では、混乱の時代に乗じて「強いリーダ-」を求めるばかりに、とんでもないファシストが現れるもの。新自由主義というどこか耳障りのよい言葉の裏にあるものを、私たちは見誤ってはならない。あなたも冨田先生の警告にとくと耳を傾けてください。冨田先生3回シリーズの最終回です。
※「路上のテレビ」冨田宏治さん第1回はこちら!
※「路上のテレビ」冨田宏治さん第2回はこちら!
※「路上のラジオ」これまでの冨田宏治さんの出演回第7回「参院選2019が指し示した希望と憂鬱」
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