Vol.77 桜田照雄さん「カモにされるのは日本人・恐るべきカジノの実態」

今回のゲストは、阪南大学教授の桜田照雄さんです。桜田先生は、会計学がご専門のお立場から、暴走する大阪維新の都構想や万博・カジノ誘致などの愚作にこれまでも深くメスを入れて来られました。「路上のラジオ」では第10回でも桜田先生にお話を伺いましたが、先の衆院選で議席を増やすなど更に維新勢力が勢いづく中においては、ややもすると本当に大阪湾の夢洲に、年間7兆円もの現ナマが飛び交う賭場ができてしまうかもしれないのです。

生活が破綻するまでギャンブルの虜になる依存症の問題は言うまでもなく、そもそも夢洲の埋め立てにはダイオキシンなど膨大な有害物質を含むゴミ・建設残土などが使われていることやその土地改良に790億もの税金が投入されていること、地下鉄延伸や土地造成などに投入される桁外れの建設費やそれに伴う融資、そして何よりも運営利権等に群がるカジノムラの人々、はたまた反社会勢力の黒い影ととも確実にマネーロンダリングの温床になるであろうといわれていること・・・などなど、どれをとってもカジノ誘致は、正気の沙汰とは思えません。しかし維新は、2月3月の大阪府議会、市議会で区域整備計画を可決させようとしています。

番組中桜田先生は、私たちがカジノ誘致に待ったをかけられる秘策はないわけではないとおっしゃいます。それはカジノ運営関連会社に対して莫大な資金を用立てようとする日本の銀行に、コンプライアンスを突きつけることだと言います。折しもSDG‘Sが叫ばれる中、持続可能な社会とは真逆の方向にあるカジノです。市民にとって全くもって無用かつ有害な巨大プロジェクトを何としても阻止するため、今回の対談をじっくりとお聴きいただき、ぜひアクションを起こそうではありませんか！

※この番組中告知しました1月23日の学習会「ストップ！カジノへの展望」について、主催者から中止の連絡がありましたのでお知らせいたします。悪しからずご了承ください。

00：03　前枠 TM～
05：47　TALK#1 Jingle ～桜田照雄先生
44：15　TALK#2 Jingle ～西谷文和 「維新の毒」ひとり語り
55：44　後枠 ETM～
57：19　アナ尻
60：00　曲尻

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