Vol.83 「佐高信&西谷文和が斬る。自公の罪、維新の毒」
ゲスト:佐高 信さん(評論家)
今回はスタジオに、評論家の佐高信さんをお迎えします。岸田政権誕生から半年が過ぎようしている中、新型コロナは収束には程遠く、最近ではウクライナ戦争による物価高騰、東北では大地震が再び相次ぐなど、支援が必要な人々はますます増え続けています。しかし「今だけ、金だけ、自分だけ」の政治家や大企業、そしてメディアの劣化に拍車がかかり、弱い立場の人たちの窮状がますます見えにくくなっています。その中で、庶民の味方、ヒーローの仮面をかぶって着々と縄張りを広げていっているのが、維新勢力ではないでしょうか?大阪をはじめ全国で増殖するこの政治集団の正体とは一体何なのでしょうか?
佐高さんは「パブリック泥棒」の末に、医療が弱体化した大阪において、在宅でのコロナ患者の致死率は全国ワーストに数えられると指摘します。加えて、選挙違反、不適切発言、政治の私物化、素行不良、殺人未遂に至るまで、維新と維新周辺には「犯罪者列伝」をしたためることができそうなラインナップ。にも関わらず、一定数の庶民が維新に引き寄せられるのはなぜか?そこには吉村、松井、橋本で高視聴率を稼ぐだけの在阪メディアと、それを取り巻くスポンサー企業の大罪があります。更には、人気に乗じて全くもって有害でしかないカジノを推進する彼らの周辺には、サラ金を含む金融業者がまとわりついているのでしょう。
そしてもうひとつ、大阪と言えば吉本に代表されるお笑いですが、権力に抗い権力を笑い飛ばすのが庶民のお笑いの真髄であるはずが、あろうことに金に目がくらんだ彼らは権力にへつらいながら、大阪のIR(カジノ・万博)進出を虎視耽々と狙っているというのです。
今年7月にも見えて来た参院選を前に、今こそ維新のように己の懐を肥やしながら、格差社会を増長させるばかりの新自由主義的の裏側を、私たちはしっかりと見据える必要がありそうです。
そこで今回は佐高信さんに、問題の政治家とその周辺を取り巻く重要人物との相関図を紐解いていただきながら、今後の政局などを鋭い視点で分析していただきます。
今回も、佐高さんのいつもの毒舌にも大いに期待しながら、60分間じっくりとお聴きください!
00:03 前枠 TM~
04:20 前半 Jingle~
30:32 後半 Jingle~
56:19 後枠 ETM~
58:01 アナ尻
60:00 曲尻
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