Vol.85 「汚れた自民、公明、維新。改憲勢力はカネにも汚い!」上脇博之さん(法学者)
ゲスト:上脇博之さん(法学者)
第85回のゲストは、法学者で憲法学がご専門の上脇博之先生です。上脇先生は、政治資金オンブズマンを率いながら、これまでもモリカケサクラ問題をはじめ、一貫して市民目線で権力者による不正や違法行為を暴き、悪玉を法廷に引きずり出して来ました。疑惑の真相究明に挑戦し続ける上脇先生に今回お伺いするテーマは、自民、公明に加え維新の政治家たち周辺の「汚れた金」問題です。元を正せば私たちの血税や財産が、巧妙な手口によって政治家たちの私服を肥やしている実態を、私たちは政治家逮捕のニュースなどで知るわけですが、それらは氷山の一角でしかないといいます。私たち庶民の目が届かないところで、一体何が行われているのでしょうか?
前半では、貸金業法違反で逮捕された公明党の遠山清彦元財務副大臣について、また広島の河井克之元法相・河井安里による選挙贈収賄事件を振り返ったのちに、自民党京都府連の事務局長引継書なる文書がリークされ、なんと市議や府議への組織的な現金ばらまきの実態が明らかなになったという、とんでもない事実に迫ります。
また後半は、スキャンダルだらけの維新と金について伺いました。今、着々と大阪にカジノができそうな雲行きですが、そのIR整備法成立の影で、中国企業と政治家との間で黒い金がやりとりされていたことは、自民秋元司元衆議院議員逮捕によってご存知の方も多いと思います。他方、維新の下地幹郎元衆議院議員もカジノ業者からワイロを受け取った収賄事件で政党を除名されています。これらの事件はいったいどういった背景から起こったものなのか?上脇先生は、維新が強力に推し進めようとするギャンブルに依存した経済発展などとはもっての他で、まっとうな資本主義とは到底言えないと指摘されます。今般改正法が通った「文書通信交通滞在費」についても「政党交付金」や「政治資金」についても、維新は使途公開はするけれど、それを良く調べてみるとその「使い切り方」は、詐欺師まがいの巧妙な手法が見え隠れするといいます。
庶民とはかけ離れた政治家の金銭感覚の慣れの果てのような政策が、私たちの暮らしをこれ以上むしばむことがないよう、私たちはしっかりと政治を監視しないとなりません。最後に、その最たる事件「桜を見る会」をめぐる安倍晋三元総理について、新たに政治資金報告書の虚偽記載の疑いが浮上したと言います。果たして、安倍晋三逮捕はあるのか?今回も60分たっぷりと上脇先生に伺います。
00:03 前枠 TM~
06:30 前半 Jingle~
35:26 後半 Jingle~
56:13 後枠 ETM~
57:53 アナ尻
60:00 曲尻 ETM F.O
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