Vol.109 福山哲郎さん「京都で維新に競り勝った。その勝因と今後の課題。」

ゲスト:福山哲郎さん(参議院議員)

去る10月28日、西谷文和が京都にあります参議院議員の福山哲郎さんの事務所を訪ねてお話を伺って参りましたので、今回はその模様をたっぷりとお届けしたいと思います。

福山哲郎さんは、民主党政権時代には、内閣官房副長官を務められ、その後立憲民主党の結党に参画、幹事長を歴任されました。参議院京都選挙区では安定した戦いで当選を重ねてきた福山さんでしたが、一転して今年7月の参院京都選挙区は大接戦となりました。維新が満を持して新人候補を立ててきたのです。その結果、定数2の京都は自民、立憲民主、維新、共産の有力4候補がしのぎを削る大激戦になりました。選挙戦ではかつての盟友であった前原誠司氏が維新の新人候補を応援するという「仁義なき戦い」となり、大阪から吉村・松井氏が毎日のように京都に入り、「大阪の改革を京都でも」という大宣伝を行いました。他府県の首長がやってきて、自分たちの政治手法を押し付けるという、上から目線の振る舞いに、福山さんたちは「京都のことは京都で決める」と粘り強く戦い抜き、不利と言われた下馬評を覆して大接戦を制しました。大阪で圧倒的な強さを誇り、兵庫に勢力を伸ばし、その勢いで京都を落とそうとした維新でしたが、福山さんがそれを止めた形になりました。
しかしながら選挙が終わると、永田町では維新と立憲民主が共闘するという事態になって、少なくない有権者の中に戸惑いが広がっています。野党第一党としての立憲民主は今後どうあるべきなのか?福山さんには今回の勝因とともに、今後の課題、特に今後の野党共闘はどうあるべきなのか、についてお聞きしました。アベ・スガ政権と対峙する中で、利権にまみれたうそとごまかしの政治を正そうと奔走されてこられた政治家のおひとりでもある福山哲郎さんのお考えに、じっくりと耳を傾けたいと思います。

今回も聴き応えたっぷりの60分、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。

00:03 前枠 TM~
03:55 前半 Jingle~
32:50 後半 Jingle~
55:58 後枠 ETM~
57:37 アナ尻
60:00 曲尻

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