Vol.116 半田滋さん「5年で43兆円!『国防』という名の『壊国』」

ゲスト:半田滋さん(防衛ジャーナリスト)

今回の「路上のラジオ」のゲストは、防衛ジャーナリストの半田滋さんです。半田さんは元東京新聞の論説兼編集委員でもあり、国際情勢、軍備、在日米軍、自衛隊などをご専門に取材活動や発信を続けておられます。

今、日本の防衛費は5年で43兆円という規模になろうとしています。ウクライナ戦争、北朝鮮の脅威、中国をはじめとする東アジアの不安定な情勢などで不安をあおり、敵基地攻撃のための反撃能力の必要性をごり押しし、アメリカから巨額の兵器を買い漁る日本。戦争を放棄した国が世界第3位の軍事大国になろうというのですから、開いた口が塞がりません。そしてその兵器は、当のアメリカでさえ購入を控えるといったポンコツ・ガラクタ兵器がほとんどだと言います。これらの根拠となっている安保関連3文書の閣議決定、性急に進む軍備増強、防衛費増大について、半田さんはそもそもが安倍政権の尻ぬぐいなのだと指摘します。

そして急速に検討が進む増税案。子育て予算など社会保障が増えず、国民の所得もまったく伸びていない中での軍事増税には、私たち庶民は到底納得できません。今こそ憲法9条の精神を尊び、外交努力を粘り強く重ねることで戦争を回避し、また他国の戦争に加担しない日本の強固な意志を示すときだと思います。そのためには、防衛とは何か、軍備とは何なのかについて明確な答えを出さないとなりません。反戦を貫くために、まずは正しい知識が必要ですので、今日は半田滋さんにそのあたりを含めじっくりとお話を伺いたいと思います。「路上のラジオ」第116回。最後までごゆっくりお付き合いください。

00:03 前枠 TM~
05:44 前半 Jingle~
32:41 後半 Jingle~
56:35 後枠 ETM~
58:14 アナ尻
60:00 曲尻 ~FO

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