Vol.130 ハマのドン「毒の花」と対決した人々の闘い 松原文枝監督
ゲスト:松原文枝さん(ドキュメンタリー映画「ハマのドン」監督)
先の統一地方選挙において大阪では、維新が勢力を拡大させ、ますますIR推進に拍車がかかりそうです。国からの設置認可も降り、いよいよ日本にもカジノ上陸が現実味を帯びてきました。そこで今回は、同じカジノが争点となった2021年の横浜市長選で、誘致反対の急先鋒に立った藤木幸夫氏を追ったドキュメンタリー映画「ハマのドン」、これをお撮りになった松原文枝監督をお迎えしオンラインでお話を伺います。
横浜港湾の流通や労働者をまとめ、地元政財界に顔がきくハマのドン・藤木氏が、一体なぜ最強の政権に楯突いてまでカジノ誘致を阻止しようとしたのか?じわじわと忍び寄る利権の闇、ギャンブル依存の恐怖。松原監督には、藤木氏への密着を通して知り得たカジノ推進の闇についてたっぷりと語っていただきます。
また後半では、テレビ朝日「報道ステーション」のプロデューサーを務めたこともある松原監督に、現代社会をとりまくメディアの存在意義や責任にフォーカスしてお話を伺います。アベ政権下、放送法の解釈が歪められようとしたこと、政治権力の圧力が番組編成に大きな影を落としている現実、そして健全な民主主義の守るためにますます求めれるメディア人の良識とは?現役のテレビ局員としての松原監督に、じっくりと伺います。
今回も聴き応えたっぷりの60分、どうぞ最後までごゆっくりお付き合いください。
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