Vol.6 小さくとも消えることない「うずみ火」の如く。今こそ見つめな直すミニコミの底力
ゲスト:矢野宏さん(新聞うずみ火代表)
<メインテーマ>
今回のお客様は、新聞うずみ火を主宰されているフリージャーナリストの矢野宏さんです。故・黒田清さんを追いかけて、地方新聞記者の地位を捨ててやって来た大阪の地。黒田ジャーナルの一期生として、黒田氏の教えを一貫して貫き、どこまでも現場主義、小さくて弱いものの声を取材し続ける矢野さん。黒田清さんが逝かれた後も、自身で小さな新聞「うずみ火」をこつこつと発行し続けています。今回の放送では、そんな矢野宏さんに、新聞の衰退とテレビの台頭、そしてその背景にある視聴率至上主義がもたらす歪んだメディアと権力の力関係などを、大阪ジャーナリズムの視点から語っていただきました。どうぞお楽しみに!
新聞うずみ火
http://uzumibi.net/
<週替わりコーナー> (20分38秒~)
「3・11を忘れない」小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)
テーマ:原発と戦争はつながっている
そもそも原子力の平和利用などというが、原子炉とは、核兵器を作るために開発され存在しているもの。その理由を、原子炉や核分裂のしくみを交え、誰もがわかるようにやさしく解説していただきました。小出さんは語ります。そもそも人間は、地中に眠るウランを掘り出していけなかったのだと。