Vol.176 ふたつの特集 ①西谷文和イスラエル取材報告 ②三宅公人さん・馬毛島「基地を止める、選挙で止める」
ゲスト:前半:西谷文和・ひとり語り 後半:三宅公人さん(鹿児島県西之表市長選挙立候補予定)
今回は、ふたつの特集をお届けします。最初の特集は、フリージャーナリスト・西谷文和によるイスラエル取材報告です。3月13日からの10日間、ヨルダン川西岸・パレスチナ・ハマス勢力との紛争が続くイスラエルに入り現地取材して来た模様を、取材音声とともにお届けします。ガザに入っての取材は、たいへんな危険が伴うため許されませんでしたか、2キロ付近まで近づき、映像や音声を録って来ました。そこでは、ユダヤ市民が集まり犠牲者を追悼しているその瞬間に、ガザに向けての戦車砲が鳴り響きます。そしてまた別の音声では、危険を冒してまでもネタニヤフ政権への抗議のデモに参加する市民の声がありました。実際、今回の取材で西谷の通訳を務めたメイル氏は、フェイスブックで反政府的な発信をしたことにより教員の職を追われ、その後の訴えにより地位は回復したものの教壇に立ててはいないと言います。「クライムミニスター(犯罪者の首相)」とまで言われるネタニヤフ氏が、自己保身のためだけに止めないこの戦争に、一体どれだけの人の命が犠牲になっているのか?ユダヤもアラブも理解し合い、悲惨な戦争と占領から人々を救うには、まずは人質を交換して停戦をする必要があります。前半は、フリージャーナリスト西谷文和が砲弾が轟く現地で感じ取った戦争の狂気と平和への望みを、30分じっくりとお伝えします。
そしてふたつ目の特集は、「基地を止める、選挙で止める」と題して、こちらも以前西谷がこの番組で取材報告をしました、鹿児島県の馬毛島を特集します。地元は、自衛隊基地建設の反対賛成に大きく揺れ、とうとう昨年、基地の建設が始まってしまいました。そしてその中で、来年1月には、馬毛島や種子島を含む西之表市の市長選挙が予定されています。そこで今日は、基地建設やそれに伴う米軍の訓練地移転に断固反対し、その市長選への立候補を早くも表明した、医師の三宅公人さんにお電話をおつなぎしてお話を伺います。もはや2~3割の漁師が漁業ではなく馬毛島開発の海上輸送などで生計を立てているとも言います。交付金に頼らない地域の再生はなるのか?三宅さんの意気込みをたっぷりと伺います。
00:03 前枠 TM~
03:20 前半「イスラエル取材報告」西谷文和 Jingle~
29:00 後半「基地を止める、選挙で止める」三宅公人さん Jingle~
55:12 後枠 ETM~
56:49 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O
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