Vol.196 坂本篤紀さん「万博と兵庫県知事、維新政治を笑い飛ばす」

ゲスト:坂本篤紀さん(日本城タクシー株式会社代表取締役)

第196回のゲストは、おなじみ日本城タクシー株式会社の代表取締役、坂本篤紀さんです。坂本さんは、タクシーやバスの運送業などを営む経営者でありながら、圧倒的に労働者や庶民の味方です。テレビ番組であの橋下徹氏を論破した巧みな話術、軽快な毒舌のファンも多いのではないでしょうか?今回もそんな坂本社長に、たっぷり1時間お話を伺います。

平気で見え見えのウソをつき、バレてもウソをまかり通す。市民の暮らしを削り、お友だちには利権を配り、その結果として空虚な巨大プロジェクトが進んでいく。坂本さんはそんなやり方を「維新やーさん行政」とおっしゃいます。その最たるものが、大阪万博と大阪カジノというわけです。大阪万博は、メタンガス爆発の危険(火も使えない島内レストランで世界の料理?)、有害物質による土壌汚染、大屋根リングの上は70~80℃?という灼熱地獄、南海トラフ巨大地震、台風など気象災害による孤立、脆弱な交通網、上下水道の不備などなど、いのち輝くどころか、いのちを削る万博です。参加パビリオンもしょぼく、結果チケットも売れず赤字は必至です。そのため来場者水増しをしたいのか無理やりの「学徒動員」で、児童・生徒の身の安全が危ぶまれています。さらにぼったくりも横行。駐車場代が1日最大7,500円?静岡県のブース出展料3日で約6千万円?17万円もするミャクミャク人形もあるといいます。まさに「維新やーさん行政」と言えそうです。カジノ建設も、万博期間中の工事中止要請問題で揺れる中、MGMリゾーツ撤退による計画頓挫もささやかれています。百害あって一利なしのカジノなぞぜひ頓挫して欲しいものですが、その後にオンラインカジノの国内拠点をつくられてはたまりません。そもそもなぜこのように誰も望んでいないバカげたことに、庶民の血税が湯水のように使われなくてはならないのでしょうか?

本当にいいかげんにしてほしいところですが、二人も自殺者を出していながら涼しい顔して謝罪も辞職もしないパワハラ斎藤兵庫県知事も全国的に話題となって、維新の勢いにも陰りが出ているようですが、今回もそんな維新を、坂本社長とともにおもいっきり笑い飛ばしたいと思います。最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。

<番組冒頭でお伝えしました西谷文和の新著>

「イスラエル、ウクライナ、アフガン 戦地ルポ・憲法9条の国から平和と和解への道を探る」
西谷文和・著(かもがわ出版)
https://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/a/1334.html

「お笑い維新劇場 大阪万博を利用する半グレ政党」
佐高信・西谷文和 共著(平凡社新書)
https://www.heibonsha.co.jp/book/b648923.html

00:03 前枠 TM~
04:57 前半 Jingle~
32:09 後半 Jingle~
56:36 後枠 ETM~
58:29 アナ尻
60:00 曲尻

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