Vol.206 前川喜平さん「選挙結果をどう見るか?」

ゲスト:前川喜平さん(元文部科学事務次官)

今回は、番組収録が衆議院選挙投開票の翌日10月29日ということで、官僚として常にときどきの政権と対峙されて来られたご経験から日本の政治の深いところまでご存知でいらっしゃる、前川喜平さんをゲストにお迎えしました。前川さんは、文科省で特に教育や宗務行政に携わって来られたこともあり、子供たちが確かな教育のもと心豊かに育ち、人々が安心して平穏な毎日を送れる社会とは真逆に突き進む今の自公政権について、たいへん憂いでおられます。今回はその前川喜平さんに、衆議院選挙の結果を分析していただきました。過半数割れした与党が、今後どのような政党・人物を取り込みながら体制を築いていくのか、また石破体制が崩れたとすれば、その後に待ち受ける最悪の事態とは?第2次安倍政権以来、教育やメディアは政権に牛耳られ、大きな圧力を受けながら不自由な状態が続いています。そしてまた世界が不安定な情勢である今こそ、民主主義の原点である言論や報道の自由を最大限尊重し、多種多様な意見を互いに認め合える社会である必要があります。前川さんは昨年「テレビ輝け!市民ネットワーク」という市民団体を立ち上げ、共同代表として参画しておられますが、そこでは権力を監視するはずのメディアが、逆に権力者に取り込まれ私物化される危うさに警鐘を鳴らしています。今回はその活動も含めて、騙されない賢い主権者であるために必要なことについて、じっくりと60分間お話を伺います。最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。

00:03 前枠 TM~
04:20 前半 Jingle~
32:45 後半 Jingle~
53:41 後枠 ETM~
55:33 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.0

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