Vol.9 思想家・内田樹氏が「劣化した」政治・メディア・国民に出す処方箋
ゲスト:内田樹氏(思想家・武道家・神戸女学院大学名誉教授・京都精華大学客員教授)
今回のお客様は、思想家・内田樹先生です。内田先生は、その幅広いご活躍の中で、各地での講演会やツイッターなども積極的に使いこなし、社会に対して鋭い切り口でさまざまな提言を発信されています。今日は1時間をたっぷり使いお話を伺いたいと思っています。
まず前半では、7月の参院選の結果を、政治思想史をご専門とされる内田先生流に読み解いていただきました。史上稀にみる長期政権となっている安倍政権の本質とこれからについて、そしてれいわ新選組やN国の議席獲得が意味することとは?内田先生の口からは度々「劣化した~(政党)」という言葉が聞かれました。わかりにくくなっている世界情勢その下にあるわかりにくい、しかも「劣化した」日本の政治。生まれた時からその状態に慣れてしまっている若い世代の政治に対する無気力を憂う中、そんな国民もまた「劣化」してしまっているのではないのかと気づかされます。
後半では日米同盟の下、とことん米国に利用され尽くす属国日本についてお話を伺う中、トランプ氏の国益ファーストに従順にしっぽを振る安倍首相が、経済、在日米軍基地、農業はじめさまざまな分野において日本国民を困窮に追いやる現実に対し私たちはどう抗えるのかについて考えました。「劣化した」政治に対する処方箋、それは意外や意外、内田先生の口から出たキーワードは「愛国心」。さてさて、その真意とは。続きは番組で!
※週替わりコーナーは、お休みさせていだきました。
00:03 前枠 TM~
03:53 前半 Jingle~
26:23 後半 Jingle~
54:33 後枠 Jingle~ETM~
57:03 アナ尻
60:00 曲尻