Vol.214 矢野宏さん「2024年を振り返る。こんな日本に誰がした?来年こそ『路上のからの反撃』を。
ゲスト:矢野宏さん「新聞うずみ火」代表・フリージャーナリスト
今回は、年末恒例の1年を振り返る特集です。今年も「新聞うずみ火」代表でフリージャーナリストの矢野宏さんをお迎えしてお送りします。元日の能登半島地震からはじまった2024年、遅々として復旧・復興は進まず、不自由な暮らしを強いられている被災地の人々がいらっしゃるのに、巨額を浪費して推し進められる大阪万博やカジノIR。この問題が象徴するかのように、市民の声が届きにくい政治、弱者に寄り添えない社会がどんどん加速した2024年と言えそうです。複数の自殺者も出しているのに「道義的責任」を解さないと言う県知事、SNSを駆使して選挙をおもちゃにする不届きな輩、歪んだ社会からは、ギャンブルや闇バイトに端を発する凶悪事件が度々発生しています。世界に目をやれば、独裁者が己の利権を守るためだけに兵士を戦場に送り殺し合いをさせています。国政では、リベラル派の石破政権になるも、経済は依然落ち着かず庶民の暮らしは苦しくなるばかり。変質した野党の動向も気になる中、九条改変と緊急事態条項を含む憲法改悪の声が聞こえ始めています。新聞記者として長い経験をもつ今回のゲスト矢野宏さんはこれらを振り返り、市民がまっとうに判断しうるためには、偏向したネットやSNS情報ではなく、新聞・テレビなど大手メディアがもっとしっかり取材し真実を暴き、委縮することなく報道することが大切なのだとおっしゃいます。この「路上のラジオ」そして「新聞うずみ火」含め、権力に忖度しないメディアが正しく情報を伝え、それがますます市民に広く届いていく、そんな2025年を願いたいと思います。
2024年も、あたたかいご支援、ご声援をくださったリスナーの皆さま、本当にありがとうございました。2025年も何卒よろしくお願い申し上げます。
矢野宏さんが主宰する「新聞うずみ火」の
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00:03 前枠 TM~
04:06 前半 Jingle~
30:09 後半 Jingle~
56:21 後枠 ETM~
58:22 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O
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